公共トイレの設計
公共トイレの設計・・・4K解決後の課題
公共トイレは誰もが利用したことがある公共施設である
かつては4K(暗い、汚い、臭い、怖い)払拭がトイレ改善のテーマであった
企画、設計に携わってきた人々及び機器、材料メーカーの長い時間をかけた努力
が実り、現在では我が国の公共トイレは世界に誇れる美しいトイレになった
私自身公共トイレの設計には長く携わる機会があった
建築設計の中でもトイレと階段と建具の設計が完璧にできれば一人前と言われ、
T定規を動かしていた時代を今では懐かしく思う
その後、トイレの設計では利用者がトイレに向かう時の心理に興味を持つよう
になり『明るさに向かうアプローチ』というコンセプトで提案をした
トイレの設計は4Kをクリアし、身障者、女性、子供などへの対策も進歩してきている 今後もオストメイトやLGBTなど時代に沿った配慮が求められる中で、利用者の心理が重要視される公共トイレの設計には難しさと面白さがあり、やりがいのあるテーマである